どーも、夫です!
中小企業診断士1次試験も終わって、突破された方は2次試験に向けた対策を開始されていることでしょう。
今回は中小企業診断士2次試験の最短勉強方法について紹介します。
私のスペック
まず、私のスペックについてご紹介します。
読者の方はご自身と私のスペックを比較した上で、この後の勉強方法を実行するかどうか判断してください。
- 大学は難関国立大学受験も2次試験落ち、難関私立大学文系卒業 → 勉強経験はしっかりしていますし、勉強を継続する力もあります。
- 文章が比較的得意 → 論理的な文章を書くことが求められる2次試験で有利
- 財務会計が得意 → 2次試験で最も多くの受験生が苦手な科目が得点源
- 2次試験でも必要な1次試験知識は不足気味 → 2次試験対策期間中も必要な知識は詰め込んでいました。
私はこんなスペックで2次試験に臨みました。
もちろん、受験される皆さんもそれぞれ長所と短所があるはずです。
比較いただいた上で、以下の私の実体験を読んでみてください。
私の2次試験成績
参考までに私の2次試験成績を紹介します。
財務会計以外は自由記述が多い試験形式で、採点官によっても評価も変わるでしょうし、絶対的な指標ではありません。
しかし、試験成績は資格試験においてある程度勉強方法と相関関係があることも事実でしょう。
平成27年度試験
事例1 75点
事例2 55点
事例3 65点
事例4 75点
合計 270点(240点で合格)
以上のような成績でした。
事例2が60点を割り込んでいるのは問題文の解釈を誤り、一部設問で本来結論とすべき内容と正反対のことを書いてしまったためです。
それでも55点が取れたのですから基本的な戦略や論理性は正しかったということでしょう。
必要なもの
私はMMCの2次試験対策講座のテキストをメインで学習しました。
必要だったものは以下の通りです。
- MMCの2次試験対策講座テキスト → 2次試験に必要な知識のみのテキストで非常にコンパクトで良いです。
- 2次試験の過去問15年分
- TACの財務会計2次試験対策問題集 → 財務会計の基礎固め
時間がなかったため、動画や講義などは一切聞いていません。
(この点は財務会計が得意だったことが大きくプラスに働いたことが否定できません。)
勉強方法
勉強方法はいたってシンプルです。
「9月から10月の2ヶ月で、過去問15年分を各2〜3回こなし、書く内容と書き方を習得する」
これだけです。
ただ、これだけと言っても難易度はそれなりに高いです。
以下のことを考慮して習得しなければいけません。
- 2次試験において必要な基礎知識の補完と維持
- 問題文を読み、解釈する力
- 問題文を解釈し、解答骨子を考える力
- 中小企業診断士試験において求められる論理的な文章の書き方
また、過去問を解く際、私は1年分程度しか実際に記述しませんでした。
書くことに慣れる必要性はあるものの、膨大な時間をかけてまで書く練習を繰り返す必要性は低いと考えたからです。
書くことに慣れてしまった後は、書く内容のブラッシュアップ(解答骨子の作成)や解答プロセスの確立に時間を割く方が有効です。
働きながら受験する方が多い中小企業診断士2次試験において、この書くか書かないかという勉強方法は学習量に大きな差をもたらします。
(実際に他の合格者や不合格者で15年分も過去問をこなしている方は稀でした。しかし、確実に対処できる問題の幅は広がったと感じました。)
まとめ
こんな感じで私は中小企業診断士試験を無事に乗り切ることができました。
時間がないことを気にする方もいると思いますが、周りの人たちもそんなに時間がある中で勉強しているわけではありません。
2ヶ月あれば十分に合格に届きます。
是非とも参考にしていただいて、合格を勝ち取ってください!
それでは!