オピニオン

人の頭はどんどん進歩していくお話。

投稿日:2017年7月26日 更新日:

どーも、夫です!

興味深いTEDが話題になっていたので、考えてみました。

 

人類のIQはこの100年でどんどん上がってきた

まずは、「なぜ祖父母世代よりもIQが高いのか」ジェームズ・フリン氏のTEDです。

動画は20分程度、日本語訳だけ読んでもOKです。

リンク先に日本語訳もありますので、ここからどうぞ。

 

1900年の人からすれば、僕らはみんな天才!?

フリン氏の説明を要約するとこうです。

・1900年の人を現代の指標で測るとIQ70(現代人の平均はIQ100)
・「分類すること、仮定と抽象的概念を用いること、論理的一貫性を持たせること」が進歩してきた
・教育分野では、「具体的な情報を問う教育」から「仮定と抽象的概念を用いて論理的に思考する教育」へ変化した
・雇用分野では、知的能力を必要とする職業の「数の増加」と知的能力を必要とする職業の「質の向上」が見られる
・ただし、歴史や事実を知る力は進歩していない
・現代社会では知力を得ることに身分による障壁はない

 

簡単にいうと、1900年よりも現代人は相当アタマ良くなってるわけです。

大学行ってるような人はもとより、小学校・中学校・高校での教育が当時と質が全く違うものなんですから、あらゆる人がアタマよくなるのは当然といえば当然ですね。

 

工場での実体験

実際、私も似たようなことを経験してました。

前職では地方の工場に勤務していました。

工場自体は祖父が高度成長期に作ったものなので、約50年の歴史があるわけです。

その工場では日々、いろいろなことが起きていましたが、全ての社員がそれぞれ意見を持っていて、その度に考え方の違いがぶつかり合います。

あまりに意見がまとまらないので、ある時祖父(齢:85)に聞いてみました。

 

いっしー:「みんな違う意見持ってて、組織の意見をまとめるって大変だなーって感じるんだけど、昔からそうだったの?」

爺:「俺が現役の頃は意見はたくさんあれど、今みたいにあーでもないこーでもないって言うやつはほとんどいなかったぞ。今の人はみんなアタマよくなってるからじゃないか。」

いっしー:「ふーん。。。(あーでもないこーでもないって、いわゆる老害の言い方だなw)」

 

こんな感じでした。

この話を聞いて、日本のあらゆる組織がまとまらなくなってきている(といっしーは感じている)のは、時代の変化で多くの情報と考え方を手に入れやすくなっているからではないかと改めて思いました。

 

 人生100年時代って知ってた!?

LIFE SHIFT(100年時代の人生戦略)によれば、これからの人間は人生100年の時代を生きるそうです。

平成と昭和の境目の私たち夫婦も、いつも人生100年の前提のもとに日々の意思決定や夫婦生活のあり方を考えています。

人生100年とフリン氏の説明を組み合わせるとどうなるでしょうか?

 

今までは定年の60歳で働かなくなり、年金生活に入っていました。

すなわち、お金を稼ぐための脳ミソの進歩は60年間でストップしても大丈夫なわけです。

それが、これからは年金の支給開始年齢の引上げによって、少なくとも70歳〜75歳くらいまでお金を稼ぐことが必要になるでしょう。

それはイコール、70〜75年間はお金を稼ぐために脳ミソを進歩させ続ける必要があるということに他なりません。

さらに世の中では、成果主義を採用する企業がさらに増え、優秀な若者には雇用の機会や資金がどんどん集まるでしょう。

終身雇用や年功序列が機能しない以上、人はその時点での自分の脳ミソで勝負しなければならないのです。

そして、60年→75年にアップするということは、25%も(!)脳ミソを成長させなければならない期間が伸びるということです。

 

2050年にAIが全人類の脳ミソを超える

さらに、今後起こりうる、AIによる革命にも目を向けなければなりません。

2050年頃には、シンギュラリティが起こり、人工知能が全人類の脳ミソ合計を超えると一部では予想されています。

今ですらAI等の技術進歩により、今後10年間でなくなる職業があると巷では言われています。

AIによって人が職を奪われる未来が見えてきているのに、人類の脳ミソをAIが超えたらどうなってしまうのでしょう。

 

夫婦の老後を想像しよう

日本において、今後は格差社会が拡大していく、という予想があちこちでされています。

経済的に豊かになりたい、という思いはいつの時代も各家庭の共通の思いです。

人の知能が進歩するにしたがって、各職業の質は向上し、知的生産を必要とする職業の割合はこれからも増え続けるでしょう。

AIの進化のスピードが緩まることはなく、人は他人とAIとの競争に勝たねばいけない時代が始まっています。

そんなとき、夫婦そろって自分たちの立ち位置を考えることが必要なように思います。

自分たちの余命はあと何年なのか、そのうち健康寿命はどれくらいか。

自分たちの就く職業は、今後数十年持続可能なのか。

タイトルにもあるとおり、何もしない人は相対的にどんどんAIやとAIとの競争を意識している他人から引き離されていくでしょう。

 

幸いにも、人の脳ミソは進歩することができます。

記憶力は年齢とともに衰えても、使えば使うほど、経験すれば経験するほど、脳は鍛えられます。

まずは夫または妻の一方から、少し視点を変えて仕事、さらには今後の人生をどう生きたいかということを見つめ直してみることが必要ではないでしょうか。

夫婦の老後を想像して、変化をしてみることが必要だと感じたTEDでした。

-オピニオン

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